- 2014-8-8
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売れっ子ホステス・キャバ嬢と、売れない子の差
先日、某ママとお話をしていた時に、ここはこの仕事における大きな分かれ目!という気づきがありましたので共有したいと思います。それは、多くのホステスさん・キャバ嬢さんは「口説かれたら、どうかわすか」ということを一生懸命考えていると思うのですが・・・実はこれが逆効果なんです!どういう意味かって? それは・・・口説かれたら、もっと近づく、のだそうです。え!?って感じですよね。ご安心ください。これからちゃんと説明します。
口説かれている、の定義
初めに、口説かれている状態の定義をしておきます。そのお客様と出会って間もないのに、「ねぇ、○○ちゃん、付き合ってよ~。」「旅行行こうよ~。」という類の言葉は、口説かれているとは言いません。たまに勘違いされている新人さんがいるので念のため。これは、お客様にしてみたら、挨拶代わりと思ってください。あなたに言ったその言葉は、どこでも、誰にでも言っている言葉です。 そういう時は、笑顔で「そうですね!そうなったらいいですね!じゃあ、その前に二人でお食事行きましょ!」と言っておけば良いです。お客様も本気ではないので、気分を害することはないのです。
一方、口説くとは、ある程度時間をかけて、沢山来店された上で、目の前に誠意orお金が積まれていった後の話。その時に、先ほどのようなはぐらかしたような対応をした場合、近いうちに、お客様の心はあなたから離れて行ってしまうでしょう。
勘違いホステスのあるある
あと、もう1つ付け加えてお話させて頂きますと、お客様が自分のことを気に入ってくれているな、と分かっているホステスのよくある間違い。それは、お客様に対して、わがままになったり、上から目線になったりしてしまうこと。お客様が望んでいないのに、高価なシャンパンやワインを入れたりしない。必要以上に馴れ馴れしくしたり、気配りを疎かにしないことが大切です。
なぜなら、最終的に、この口説きは実らないわけですが、その際に、上記のような対応をしていた女性は、その後そのお客様の印象は後味の悪いものとなり、売上は完全に0円になってしまうからです。
敬意を持って接してもらえる存在になるために
逆に、いつも以上に気配りをする。興味を持って、相手の話を熱心に聞き、情報収集をする。自分の利益ではなく、お店の利益に貢献したいという姿勢。これらをベースに、単価ではなく頻度多くお会いして、お客様と誠意を持って接して行くことにより、自分の価値を高めていくこと。さらに、特別な楽しい想い出を共有し、お客様の記憶に焼き付けます。つまり、彼女として、ホステスとしてだけではなく「人として敬意を持って接してもらえる存在になるための期間」が「口説かれている状態」です。
そして、それを続けられるだけ続けた後、いよいよ返答を迫られるような状況になった時、「私もあなたを尊敬し、とても好意はあるけれど(←嘘であってはいけない。)あなたは●●だから、お付き合いができない。」とお伝えするのがベターです。 ●●の部分は、口説かれて近づいている最中の情報収集が肝で、ご本人が「確かに。それは仕方がないな。」と思って頂ける内容である必要があります。
例えば、お金のある男性は大抵、時間がないですが、「会いたい時に会えないのが、きっと寂しくなってあなたに迷惑をかける。」という理由になりますし、仕事上の付き合いで他のお店にも行っているようなお客様には、「私は独占欲が強く、物分かりの良い女性ではないので、結果的に貴女を困らせてしまう気がする。」という理由になります。
共通の楽しい思い出があるからこそ、あなたとは男女の縁にはならなかったけど、あの出来事は楽しかったよね、という二人だけのエピソードができるのです。
最後に・・・
上記は、あくまでも一例で、その方にとってのポイントは、それぞれ違うので、その一番のポイントを見つけることです。情報収集、深層心理の解読術にかかっています。 とはいえ、実際やってみると難しいですよね。わかります!私も色々と苦戦をしながら、失敗もし、ママに聞きながら、色々試してみたものです。 これこそまさに、トライ&エラーしかテクニックを磨く方法はないのだろうと思います。 少なくとも、口説きを断ったり、安易にかわしたりしているうちは、進歩はないので、一歩踏み込んでみることだろうと思います。
さて、今回の記事はいかがでしたでしょうか?読んで満足するだけでは意味がありません。是非実践してみた感想をコメント欄にご記入くださいね。
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