
「みんなの悩みを解決してあげられたらいいな・・・」そんな純粋な想いを胸に、動き始めたその頃の私は、その後、壮絶な体験をすることなど、想像もしていませんでした。
「そもそも、携帯電話で一斉メールができるソフトってないものかな?」私はパソコンが使えるけれど、新人さんをはじめ、他のホステスさんの営業メールは主に携帯電話です。
ネットで一生懸命検索しました。・・・でも、ない。どこにもない。百歩譲って、パソコンで使えるものはありました。だから、パソコンを持っている子に使ってみるよう勧めたのですが、その画面を見て「うわっ!難しくて、、、私には無理そうです。ごめんなさい。」と困り顔。やっぱりダメか。
ないなら、作ったらどうだろう?システム制作会社に見積もりを依頼しました。「これ、0から作ったら2千万、いや4千万くらいかかるかな。」「!!」眩暈(めまい)がしました。
水商売に適したソフトを作ったところで、水商売という市場規模には限界がありますから、多額の費用をかけて制作をしても売れる数には限界がある。。。これでは確かに、ビジネスとして手を出す企業はありません。探しているようなソフトが探してもない理由が、これで明確になりました。
しかし、諦めの悪い私。一生懸命良い方法を考えました。元々存在する”パソコンで操作する難しそうなシステム”を元に改良を加え、携帯電話で、簡単に操作できるようにすればいいんだ。それなら、そこまで費用はかかるまい。ということに気が付きました。
そこで、すぐに該当する大手数社に、問い合わせました。「ホステスさんには、このシステムが必要なんです!でも、現状のままでは、複雑で操作が難しすぎるし、料金も個人事業主が多いこの業界には適合しない。だから、御社のシステムを改良して提供したい!」と。。。
・・・しかし、帰ってくる返事は、社の方針で水商売の方とは組めません…という、何とも納得のいかない回答ばかり。(; ・`д・´)怒りに震えながら、我々が、どれだけ真面目に、一生懸命に仕事に取り組んでいるのかそして、どれだけ顧客のデータベース化からのメール配信が有効で、必要かを訴えました。
そして、長期間に渡る説得の末、やっと想いが通じたのです。こうして開発が始まりました。
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